八極拳の一撃必殺！！李書文の猛虎硬爬山！！

八極拳は、一撃で相手を倒すイメージがあります。これは、八極拳の名人である、李書文が、多くの他流試合において、一撃で相手を倒したと言われているためです。


確かに、八極拳という拳法は、数ある中国拳法の中でも、技や発勁の威力を高めやすい拳法の一つだと言えます。


しかし、八極拳は、一撃必殺を身につけ、それを目標とする拳法ではありません。


通常、八極拳の戦闘では、３撃（３動作）前後で、相手を倒す事を目標としています。


実際、李書文が得意とした、猛虎硬爬山も、２撃目、３撃目に技をつなげるように構成されています。


ただ、李書文の発勁力が強過ぎたため、次の打撃を必要としなかっただけです。


そうでなければ、大八極拳のような数十動作ある套路（型）を練習する意味がありません。


つまり、複数の技を連環させるための身体が必要であり、それを練習するための套路（型）だという事です。


このように、八極拳は、発勁の威力に意識がいきがちですが、ただ一発の威力があるだけでは、意味がありません。


どのように当てるか、そして、相手を倒しきるために、打ち続ける事ができるかの練習が重要です。


そして、李書文は、相手に技を確実に当て、何度でも打ち続ける身体を持ったうえで、一撃必殺の威力も持っていたと言えます。









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Comments

[ミニー]

こんにちは。ランキングから来ました。武術ができるの素敵だと思いますが難しそうですね。